来年2026年春のセンバツ21世紀枠選考に向けた地区ごとの推薦校が12日、発表される。 これまで各都府県で推薦校を選出し…

来年2026年春のセンバツ21世紀枠選考に向けた地区ごとの推薦校が12日、発表される。

 これまで各都府県で推薦校を選出していた8地区と、北海道地区を合わせた9地区でそれぞれ推薦校が選出される。そのなかから、来年1月30日のセンバツ選考委員会で21世紀枠2校が決まることになる。

 実は今年のセンバツには、神奈川県から横浜清陵、長崎県から壱岐が選ばれ、これまで選出されなかった2県から21世紀枠が選出された。これによって、いまだ21世紀枠出場校を出していないのは、群馬、埼玉、長野、三重、京都、奈良、大阪、岡山、鳥取、広島、福岡で11府県となる。

 今年はこの11府県から選出があるのか。そのために、まず地区推薦校に選ばれないといけないが、対象となるのは以下の高校となる。

<関東・東京>
群馬=高崎経済大付(県8強)
埼玉=上尾(県4強)
<北信越>
長野=諏訪清陵(県4強)
<東海>
三重=四日市(県4強)
<近畿>
京都=福知山(府8強)
奈良=郡山(県4強)
大阪=生野(府16強)
<中国>
岡山=笠岡商(県8強)
鳥取=鳥取東(県8強)
広島=三次(県16強)
<九州>
福岡=久留米商(県4強)
(すべて公立校)

 埼玉の公立の雄でもある上尾、三重の古豪・四日市、大阪の進学校・生野、岡山47年ぶり8強の笠岡商などは、推薦校の有力候補の1つとみている。「第1関門」の吉報は届くのか。