株式会社ジャパンリーグは9日、記者会見を開き、同社が運営するジャパンウィンターリーグ(JWL)に参加している、ホルヘ・ロ…

株式会社ジャパンリーグは9日、記者会見を開き、同社が運営するジャパンウィンターリーグ(JWL)に参加している、ホルヘ・ロヨラ投手(23)が日本でのデビュー戦に向けて意気込みを語った。

 ホルヘ投手は国際協力機構JICAとJWLの連携プロジェクト「世界の野球界に光を」の招へい選手として参加。3回目の今年は、ペルー代表にも選出され、日本のプロ野球入団に意欲を見せている。

 一番の武器は身長192センチ、体重108キロの恵まれた体だから放たれる直球。最速は167キロを計測し、JWL公式YouTubeが公開したショート動画では214万回再生、instagramのリール動画でも261万回再生(どちらも11日時点)を叩き出すなど、SNSでも大きな注目を集めている。

 そんなホルヘ投手は12日の試合で登板予定。初登板に向けて「この日のために集中して練習しています。自分の力を出せるように頑張りたいです」と意気込んでいる。

 また今年、JWLにスポーツビジネスを学ぶインターン生として遠くアルゼンチンからも応募者があった。参加した理由は「世界の野球界に光を」プロジェクトで初年度に招待したアルゼンチン出身のペドロ・アンマ選手を通じ、同リーグの魅力を知ったことがきっかけだという。

 これまでもJWLは選手に対して「陽の目を浴びていない場所に光を」をコンセプトに選手の成長や交流を促す場所を提供してきたが、それはスポーツビジネスに関わる人にとっても同様だ。今回の記者会見に出席した株式会社ジャパンリーグの代表取締役・鷲崎 一誠氏も「このリーグを続けることで、彼ら彼女が野球界やスポーツ界に羽ばたき、それが財産になっていくことを目指しています。リーグを支えるインターン生の活躍にも期待しています」と話していた。