19年の朝日杯FS覇者のサリオスの半妹となるサリエンテ(牝2、栗東・池添学厩舎)が、土曜阪神7Rの2歳未勝利(芝20…

 19年の朝日杯FS覇者のサリオスの半妹となるサリエンテ(牝2、栗東・池添学厩舎)が、土曜阪神7Rの2歳未勝利(芝2000m)で初勝利を狙う。

 サリエンテは父キズナ、母サロミナ、母の父Lomitasの血統。母は12年の独オークスの覇者。半兄のサリオスは19年の朝日杯FSなど重賞を4勝。半姉のサラキアは20年の府中牝馬Sを制し、エリザベス女王杯と有馬記念で2着だった。母系はドイツの名牝系で、近親には21年のNHKマイルCを制したシュネルマイスターの名前もある。馬名の意味由来は「傑出した(西)。母名より連想」。シルクホースクラブにおいて総額8000万円で募集された。

 ここまで1戦0勝。11月に京都芝2000mでデビュー。4角先頭から押し切りを図ったところ、勝ち馬に内をすくわれて2着となったが、内容自体は悪くなかった。当時の馬体重の536kgが示すように、牝馬離れした大型馬なので、一度使われた上積みも大きいはず。C.デムーロ騎手の継続騎乗も頼もしく、ここは勝ちっぷりに注目したい一戦となる。