オーストラリアのウインター・リーグで躍動 巨人の荒巻悠内野手が11日、オーストラリアのウインター・リーグで2号となる先制…

オーストラリアのウインター・リーグで躍動

 巨人の荒巻悠内野手が11日、オーストラリアのウインター・リーグで2号となる先制ソロを叩き込んだ。来季は主砲の岡本和真内野手がメジャー挑戦で抜ける可能性がある巨人で、楽しみな若手が武者修行で躍動している。

 アデレード・ジャイアンツの一員としてブリスベン・バンディッツ戦に「5番・三塁」で先発出場。相手左腕が投じた甘い球を逃さず振り抜き、弾丸ライナーで右翼席に叩き込んだ。相手右翼手も諦める完璧な一撃だった。

 上武大からドラフト3位で入団した1年目。故障離脱はあったが、1軍で31試合に出場。一塁と三塁を守り、打率.296、OPS.747の数字を残した。ウインター・リーグでは、同じく巨人から参加している石塚裕惺内野手とともにプレーを続けている。

 このところは調子を落としていたが、11月28日のシドニー・ブルーソックス戦以来となる改心の一発だった。SNSでは「なんだよこの軌道は」「来年のコーナー争いに加わってくれたら嬉しいな」「将来が楽しみ」「ロマンしかない」「めちゃめちゃ気持ちいいスイング」「巨人軍の未来。来季は荒巻石塚のコーナー見たい」などの声が集まった。「これは福留孝介」「荒巻の最終形は丸佳浩だな」「まじで左の細川にしかみえない」など、強打者の風格を感じさせる声もあった。(Full-Count編集部)