7日に石川県内で野球教室を開催した佐々木朗希と高野脩汰(C)Getty Images、産経新聞社 ロッテで今季37試合登…

7日に石川県内で野球教室を開催した佐々木朗希と高野脩汰(C)Getty Images、産経新聞社
ロッテで今季37試合登板した高野脩汰が、12月12日までに自身のインスタグラムを更新。昨季までのチームメートだったドジャースの佐々木朗希と、7日に石川・能登半島の珠洲市で野球教室を開催したことを報告した。
【写真】石川名物カニを模した手袋をはめて笑顔の佐々木朗希&高野脩汰を見る
27歳の高野は2ショットを含め、佐々木の写真を6枚投稿。石川名物のカニを模した手袋をはめてのカットも収められている。「この度、元ロッテの朗希くんと能登半島へ野球教室をしにお邪魔させていただきました!」と伝えた。
2024年元日の大地震から、今なお復興途中の能登半島。今回は2011年の東日本大震災で被災した佐々木から声をかけられての野球教室参加だった。
「子どもたちは元気いっぱい、ご飯は美味しい、景色は綺麗、温泉はあったかい、滞在時間は24時間もありませんでしたが最高の思い出ができました 朗希に誘ってもらって、ほとんどおまけみたいな感じで参加したのにめちゃくちゃいい時間を過ごさせてもらえました」
佐々木は今季からドジャースに移籍。ただ、所属先は異なっても、2人には確かな絆がある。10月にフィリーズとの地区シリーズで球場入りする際、高野のサインと顔写真、背番号「34」がプリントされたトートバッグを使用した佐々木を画像を、ドジャース公式SNSが投稿。ロッテファンの間で話題になった。
3歳下の怪物からは、サプライズが用意された。宿泊先では5勝、15ホールドの活躍を労い、スイーツとメッセージ入りのプレート2枚が用意された。「あの朗希がぼくの2025シーズンを労うサプライズも用意してくれていたり、実際に使っていたトートバッグにサインを書いてプレゼントしてくれたり、一緒に湯船に浸かって何気ない話ができたりと楽しいことでいっぱいでした!」と明かした。
被災地を訪れ、思いを新たにした。「実際に能登半島へ行ってみて、震災があってからだんだんと復旧できているところもあればまだ被害があったままのところも目の当たりにしたので、このようなイベントが復旧活動の手助けになればと思ってます」と高野。「またこのような野球教室を今後も開けたら嬉しいです」と結んだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】オオタニは打てない――元米スカウトが証言した大谷翔平への“レッテル” 覆った“高校レベル”の前評判「打てる選手と見てなかった」
【関連記事】大谷翔平らのWBC参戦は「リスクに勝ると思う」 ド軍OBの元CY右腕が日本人トリオに訴え「野球にはそれが必要だ」