契約破棄権を行使してFAとなっていたスアレス パドレスからFAとなっていたロベルト・スアレス投手がブレーブスと契約合意に…
契約破棄権を行使してFAとなっていたスアレス
パドレスからFAとなっていたロベルト・スアレス投手がブレーブスと契約合意に至ったと、11日(日本時間12日)に米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が報じた。
同記者によると、契約は3年4500万ドル(約70億円)。34歳のスアレスは2020、2021年と阪神で2年連続セーブ王に。2022年にパドレスでメジャー復帰し、昨季から守護神に定着。4年目の今季は40セーブを挙げてリーグ最多セーブのタイトルを獲得した。70試合登板で4勝6敗、防御率2.97と安定した成績を残し、チームのポストシーズン進出に貢献した。
2022年オフには5年総額4600万ドル(約70億9200万円)でパドレスと契約延長。2026、2027年はそれぞれ年俸800万ドル(約12億3300万円)で、今オフから与えられる契約破棄権を行使しFAとなっていた。
ブレーブスにはすでに今季29セーブのライセル・イグレシアス投手がいるが、「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると、イグレシアスがクローザー、スアレスはセットアッパーを務めるという。
今オフのFA市場では、守護神候補はスアレスに加えデビン・ウィリアムズ、エドウィン・ディアスら大物がFAに。ウィリアムズはメッツ、ディアスがドジャース、スアレスはブレーブスという形で決着した。(Full-Count編集部)