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 2026年秋から大幅にリニューアルされるBリーグ。ドラフト導入に伴い初開催される『Bリーグドラフト2026コンバイン』が1週間後に迫ってきた。

 12月18日に開催されるドラフトコンバインは、選手を指名するクラブに対する客観的かつ公平な情報提供、そしてBリーグの将来を担う選手の発掘と能力評価のための機会創出が目的。クラブ関係者にアピールしたいドラフト志望届提出者にとっては、貴重なアピールチャンスとなる。

 Bリーグは当初、コンバインに参加する選手の人数を「ドラフト志望選手 50名程度 ※参加希望者多数の場合、B.LEAGUEが決定」としていたが、すでにドラフト志望届を提出した選手は「50名程度」を大幅に超え、11日時点で90名がドラフト志望届提出者として公示されている。

 9日のメディアブリーフィングに出席した島田慎二チェアマンは、コンバインの参加人数について「50名くらいだろうな、と思っていたら多く来たというところ。それはそれで50名で切る必要性もないので、期限までは人数が増えたら対応するというスタンスでいる」と、柔軟に対応する姿勢を示しつつ、次のようにも話した。

「今回が初めてじゃないですか。どれくらい学生さんに注目されるかもわからない状況だった。(コンバインを)やってみて、プロに耐えうる状況ではないようなことが見えれば、来年以降はメンバー構成や質みたいなことも考えなければいけません。(今年は)一旦は受け入れるスタンスです」

 なお、コンバイン参加のためには、原則12月11日16時59分までにBドラフト2026志望届の提出が完了し、参加意思を表明する手続きが必要。11日現在90名の志望届提出者の中から、どれほどの選手たちがコンバインに参加し、どのような形でドラフト当日、そしてBプレミアクラブとの契約まで進むのか、初の試みに注目だ。

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