プロ野球阪神タイガースは11日、本拠地・兵庫県西宮市で、中学の部活動が地域展開される際に受け皿となる軟式野球の地域クラ…
プロ野球阪神タイガースは11日、本拠地・兵庫県西宮市で、中学の部活動が地域展開される際に受け皿となる軟式野球の地域クラブを支援する施策を発表した。元選手が巡回指導し、軟式野球の大会を市と共催する。
記者会見した嶌村聡・球団本部長によると、球団と連携する野球教室が地域クラブ3チームを立ち上げ、球団が運営費を支援。元選手が他チームも対象に巡回指導し、市内の計13チームに呼びかけて年1回の大会を開く。
西宮市では来年8月末で市立中学20校の部活動が原則終了し、地域クラブに移行する。阪神は今年1月に野球振興室を設置して普及活動を進めており、7月に市と連携協定を結んでいた。
嶌村本部長は「今年で球団創設90周年。西宮市に対する思いは強い。恩返しをしたい」と語った。(小池淳)