<2025Jリーグアウォーズ>◇11日◇横浜アリーナ2025年シーズンのJリーグアウォーズ(年間表彰式)で、柏レイソルの…

<2025Jリーグアウォーズ>◇11日◇横浜アリーナ

2025年シーズンのJリーグアウォーズ(年間表彰式)で、柏レイソルのリカルド・ロドリゲス監督(51)は各チームの選手、監督による投票で1位に与えられる「優秀監督賞」を受賞した。

優勝した鹿島アントラーズに勝ち点1差届かなかったが、過去2シーズンの残留争いから一転、2位と大躍進した。その魅力ある攻撃的なスタイルは、誰からも認められるところとなった。

リカルド監督は「個人として獲得した賞ではありません。チームとしてクラブとして獲得した賞だと思います。彼らが素晴らしいプレーを表現し、彼らを支えるサポーターがいたからこそ成し遂げられた」と述べた。

監督就任1年目で旋風を巻き起こした。GK小島も含めた最終ラインからのビルドアップ。ボールを動かし、相手を揺さぶり、後方の選手もどんどん前線へと入っていく。その魅惑のサッカーはデータの上でも顕著だった。

スタイルの通り1試合平均パス本数は断トツの609・2回。2位の新潟の530・2回を大きく上回る。平均ボール支配率59・3%、1試合平均走行距離119キロ、1試合平均チャンスクリエイト数13・7回などどれも1位だった。攻撃ばかりでなく、クリーンシート(無失点試合)数も最多の19試合。攻守一体となって11人が関わり続けるサッカーは他クラブの監督たちからも「大きな刺激をもらった」というものだった。

リカルド監督は「このスタイルで優勝したかった。優勝できず2位で終わったとはいえ、悔しい気持ちがある一方で、我々が表現した攻撃的なポジショナルプレー、そして多くの方々に魅力を与えるようなこのサッカーにたどりつけたことを私は誇りに思っています」と胸を張った。

来季は26年夏から始まるシーズン移行に向け、4カ月間の短期間の開催となる。燦々(さんさん)と輝く「太陽王」の指揮官は「いつもより短いリーグにはなりますけど、我々にとっては重要なリーグ戦になります。来シーズンもいいサッカーとともに優勝を目指したい」と誓った。【佐藤隆志】