総合格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」は12月31日、さいたまスーパーアリーナ…
総合格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」は12月31日、さいたまスーパーアリーナにて開催される。
元総合格闘家で朝倉海の専属コーチを務める金原正徳氏はフェザー級タイトルマッチ「ラジャブアリ・シェイドゥラエフ vs. 朝倉未来」の展開を自身のYouTubeチャンネルで予想。「一回り大きくなった朝倉未来が見れるんじゃないか」と期待感を語った。
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■「根拠のない自信じゃない」
金原氏は過去最強の相手への挑戦を決めた未来に対し「シンプルにかっこいい」と称賛。「RIZINの絶対的な主役」による2020年の斎藤裕戦、2023年のヴガール・ケラモフ戦以来3度目となる未来のタイトルマッチを展望した。
金原氏は「正直、厳しい展開にはなると思う」とシェイドゥラエフ有利を予想。これまで15戦全勝で圧倒的な強さを発揮し続ける25歳には「勝ちパターンが思い浮かばない」と及び腰だった。
しかし、JTJで未来との接点が増えた金原氏は「最近はMMAファイターとしての完成度がめちゃくちゃ高くないっている」と急成長ぶりに言及。その上で「RIZINでも奇跡を結構起こしてきた」とし、圧倒的不利の下馬評を覆したRIZINデビュー戦での日沖発戦や、元修斗世界王者・リオン武へのTKO勝ちを回顧。「不利と言われる試合を勝ちに持っていくのがスーパースター」とも語り期待を寄せた。
また、「彼もそろそろゴールになると思う。その分この試合にかける意気込みとか絶対的なものを全ベットするという覚悟は感じる」とも述べ「根拠のない自信じゃなくて、やってきたものの自信とか経験も含めて一回り大きくなった朝倉未来が見れるんじゃないか」と展望した。
未来は今年5月のRIZIN男祭りで現役復帰。元王者・鈴木千裕、クレベル・コイケに連勝を飾り実力でタイトル挑戦に至った。RIZIN最後のタイトル挑戦で過去最強の相手を下しベルトを巻くことはできるのか。見逃せない一戦となる。
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