住友ゴム工業(ダンロップスポーツ)が11日に茨城ゴルフ倶楽部で「ゼクシオ ドリームカップ」を行い、契約を結ぶ勝みなみら…

勝みなみが用具契約を結ぶ住友ゴムのプロアマイベントに参加した

住友ゴム工業(ダンロップスポーツ)が11日に茨城ゴルフ倶楽部で「ゼクシオ ドリームカップ」を行い、契約を結ぶ勝みなみらが参加した。抽選に当たった48人のアマチュアがプロとラウンドできる夢の時間を過ごした。今季一発目のオフイベントだった勝は「企業の方とラウンドするのとはまた少し違う感じ。新鮮なラウンドでした」と楽しんだ。

プロアマ戦では勝みなみ&出水田大二郎の組が優勝した

2週前の国内最終戦「リコーカップ」(25位)でシーズンを終えた。米ツアー3年目は、キャリアハイとなるポイントランキング(レース・トゥ・CMEグローブ)18位で幕。初勝利こそ届かなかったが、8月「AIG女子オープン(全英女子)」2位、10月「ロッテ選手権」3位、「ビュイックLPGA上海」2位と何度も優勝争いに絡んだ。悪天候で開催中止となった「ウォルマート NW アーカンソー選手権」の“幻の首位発進”もある。

躍進した一方、「優勝ができそうな試合もあったけど、できなかった」と悔しさが残る。「まだまだ伸びしろがあることが分かった。来年はやるべき部分をしっかり見直して、臨みたい」と力を込めた。12月はスポンサー先への挨拶回りを中心に慌ただしく、本格始動は年明けから。「トレーニングを少しずつ始めながら、ショットをメインにやっていく」と話した。

ツアーカードを維持した渋野日向子にメッセージ

2026年の出場権を争うQシリーズ(予選会)が終わり、来季は日本勢15人がフィールドを彩る。ツアーカードを維持した同年代の渋野日向子にはすでにメッセージを送ったという。「予選会だけで疲れるのに、ああいうどうなるか分からない流れは精神的にも大変になる。あの中でしっかりとアメリカツアーの切符をゲットしたのは、優菜ちゃん(西村優菜)、ここなっつ(櫻井心那)もだけど、本当に実力だと思う。素直に喜ばしいし、切磋琢磨しながら頑張れれば」と過酷なサバイバルを生き残った同志をねぎらった。

仲良し

新シーズンの初戦は2月「ホンダLPGAタイランド」(サイアムCC オールドコース)になる見通し。「初優勝を挙げたい。優勝できればもっと自信がついて、波に乗っていいゴルフができると思う。まずは早めに優勝して流れを作りたい」と意気込んだ。大好きなプロ野球、格闘技と他競技からエネルギーをもらって4年目のシーズンを迎える。(編集部・石井操)