日本ゴルフ協会(JGA)は11日、ナショナルチームのヘッドコーチを務めたガレス・ジョーンズ氏が、15日に行われる慰労会…

ガレス・ジョーンズ氏(左)と2022年の日本オープンを制した蝉川泰果

日本ゴルフ協会(JGA)は11日、ナショナルチームのヘッドコーチを務めたガレス・ジョーンズ氏が、15日に行われる慰労会をもって競技者強化事業から退任すると発表した。

ジョーンズ氏は2015年にJGAナショナルチームのヘッドコーチに就任。「ノムラカップアジア太平洋アマチュア」での2回のチーム戦優勝、「世界女子アマチュア」でのチーム戦3位、「アジア競技大会」での金メダル獲得などに貢献した。海外女子メジャー1勝の古江彩佳、米女子ツアー7勝の畑岡奈紗、国内男子ツアー歴代賞金王で現在は海外を主戦場とする金谷拓実中島啓太ら世界で活躍する選手の育成に携わった。

就任10年目となる今季は「選手・指導者育成コンサルタント」として、新たにヘッドコーチに就いたクレイグ・ビショップ氏が率いるチーム運営をサポート。ビショップ氏による体制が定着したところで退任となった。今後はジョーンズ氏が個別に契約する男女プロゴルファーの指導、海外ナショナルフェデレーションの強化事業を中心に活動する予定。