プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが、クラブに所属するサッカー日本代表DF高井幸大のチーム全体練習風景を公開し、…
プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが、クラブに所属するサッカー日本代表DF高井幸大のチーム全体練習風景を公開し、ニコニコの姿を伝えている。
川崎フロンターレの下部組織育ちの高井は、身長192cmの高さと足元の巧みさ、優れた戦術眼が魅力のセンターバック。2024年にベストヤングプレイヤー賞を受賞し、パリ五輪出場後の2024年9月にA代表デビューを飾ると即、高い評価を得た。だが、さらなる飛躍を目指して2025年7月にトッテナムと5年契約を結ぶも、シーズン開幕前に足底腱膜炎を発症し、9月末にチーム練習復帰も10月末に大腿四頭筋の負傷が伝えられた。
戦線離脱が長引く状況に日本のファンからも心配の声が上がっていたが、11月下旬にチーム練習に再合流すると、12月2日に行われたU-21チームの練習試合に出場してトッテナムのユニフォームを着用しての初実戦を経験。ようやくプレミアデビューへ向けてポジティブなニュースが伝えられている。
そしてクラブの公式エックス(旧ツイッター)が「コウタのトレーニングに密着」と題して、高井の練習映像を公開した。高井は、主力勢力たちに混じってロンド(パス回し)の練習に励んでおり、鬼役にもニコニコ笑顔。身振り手振りと言葉でコミュニケーションを図っており、途中にはブラジル代表FWリシャルリソンの肩を抱くシーンも映像に収められている。
■「楽しそうに練習しててよかった」
この高井の姿に対して、SNS上には「楽しそうに練習しててよかった」「いつも通りのにこにこで安心」の安堵の声。さらに「すげえ馴染んでるなあ」「身長もコミュ力も高いな」「リシャル兄と仲良し」「遠藤や伊藤洋輝もそうだけど、チームメイトが豪華すぎるんよな」などのコメントが寄せられている。
トッテナムは現在、プレミアリーグ15試合を終えて勝点22(6勝4分け5敗)の11位。センターバックには、27歳のアルゼンチン代表のクリスティアン・ロメロと24歳のオランダ代表ミッキー・ファンデフェンの2人が君臨しているが、2人への負担の大きさも指摘されている。レギュラー奪取へ向け、まずはベンチ入り、そしてプレミアデビューから3番手CBの地位を確立といきたい。来夏に北中米ワールドカップが控える中、今後の高井の動向が注目される。