ディアス獲得でロースター入り危機の投手がいるという(C)Getty Images ドジャースがメッツからFAとなっていた…

ディアス獲得でロースター入り危機の投手がいるという(C)Getty Images
ドジャースがメッツからFAとなっていたエドウィン・ディアスと3年総額6900万ドル(約106億9500万円)で契約合意に達したという報道を受け、今後、ロースター入りが危ぶまれる2投手がいるという。
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ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、ディアスに加え、まだ市場に残っている他のリリーバーも獲得する可能性に触れ「ブルペンの席を巡って興味深い競争を生み出すはずだ」と、し烈な争いを予想した。
ディアスに加え、今季守護神を務めたタナー・スコット、アレックス・ベシア、ブレーク・トライネン、ブラスダー・グラテロルの5人はロースター入りが確実と見ており、「アンソニー・バンダ、ジャック・ドレーヤー、ジャスティン・ロブレスキ、ウィル・クライン、エドガルド・エンリケス、ベン・カスペリアスといった選手たちのために残された枠はほんのわずかとなる」と伝えた。
その上で、ドジャースがブルペンに9人のリリーフ投手を入れる場合、予想では最もロースターから外される可能性が高い投手は、ロブレスキとエンリケスだという。
25歳の左腕ロブレスキは今季「第6の先発」で起用されることがあったが、来季はエメ・シーハン、リバー・ライアン、そしてギャビン・ストーンのほうが、遥かに有力な候補者だと見ている。
23歳の右腕エンリケスについては、「彼の強力な球威は、いくつかの問題点を克服すれば、ドジャースの将来のクローザーになり得る」と評価したが、ディアスを獲得したことで、現状はロースター外だと指摘した。
記事では「ロブレスキとエンリケスは両者ともマイナーリーグのオプションを有している。もし彼らがオフシーズン中にトレードされなかった場合、2026年シーズンを3Aでスタートすることになっても驚きはない」と記し、最強の守護神が加わる影響は若い投手2人に及ぶかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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