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12月10日(現地時間9日、日付は以下同)。オーランド・マジックは、ホームのキア・センターでマイアミ・ヒートとの「エミレーツNBAカップ2025」準々決勝に臨んだ。
両チームは今シーズンすでに2試合をこなし、マジックが2戦全勝していた。ただ、この日ヒートは最初の6本のショットをノーミスで決め切って15-0のランを仕掛けるなど、最大16点リードを手にした。
だがマジックが徐々に点差を詰めていき、第2クォーター残り3分55秒に逆転して初のリードを奪う。両チームはリードチェンジ15回、同点6回を記録する激戦を演じるも、ホームのマジックが最終スコア117-108で勝利。
マジックは得点源フランツ・ワグナーを左足捻挫で欠く中、デズモンド・ベインが爆発。第4クォーターに15得点を集中砲火させ、試合全体で6本の3ポイントシュートを沈めて、シーズンハイに並ぶ37得点に6リバウンド5アシストをたたき出した。
ベインは11月29日のデトロイト・ピストンズ戦で37得点8リバウンド2ブロック、12月2日のシカゴ・ブルズ戦でも37得点6リバウンド5アシストを残しており、直近6戦で3度目の37得点。マジックの選手が6試合のスパンで3度の35得点超えを記録したのは2004年のトレイシー・マグレディ以来初。今シーズンで3度目の開催となったNBAカップ(旧インシーズン・トーナメント)で、準々決勝以降のノックアウトラウンドで1試合37得点は3番目の高得点となった。
マジックではベインのほか、ジェイレン・サグスが20得点4アシスト2スティール、パオロ・バンケロが18得点7リバウンド4アシスト、ウェンデル・カーターJr.が14得点10リバウンド、トリスタン・ダ・シルバが11得点7リバウンド、アンソニー・ブラックが10得点7アシストをマーク。
14日のNBAカップ準決勝で、イースタン・カンファレンス4位のマジック(15勝10敗)は同2位のニューヨーク・ニックス(17勝7敗)と激突する。会場はネバダ州ラスベガスにあるTモバイル・アリーナとなる。
【動画】NBAカップ準々決勝ヒート対マジック戦のハイライト