名牝シンハライトの5番仔となるアランカール(牝2、栗東・斉藤崇史厩舎)が、阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・…
名牝シンハライトの5番仔となるアランカール(牝2、栗東・斉藤崇史厩舎)が、阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)で無傷の3連勝を狙う。
アランカールは父エピファネイア、母シンハライト、母の父ディープインパクトの血統。母は16年のオークス、祖母のシンハリーズは05年のデルマーオークスの覇者。伯父のアダムスピークは11年のラジオNIKKEI杯2歳S、伯母のリラヴァティは16年のマーメイドSを制している。
7月に福島芝1800mでデビュー。序盤は最後方だったが、向正面で押し上げて好位へ。直線入口で先頭に立つと、難なく後続を引き離して4馬身差の楽勝だった。そして今回と同舞台だった前走の野路菊Sも圧巻の勝ちっぷり。最後方から一瞬で先行勢を捕らえると、最後までしっかり伸びて3馬身半差の圧勝を収めた。母に似て馬体重はあまりないものの、やはりスケール感は文句なし。重賞初挑戦のここでも大いに期待できる。
無敗で阪神JFを勝てば、来春のオークスでの母仔制覇もくっきりと見えてくる。まずは2歳女王の座を射止めたい。