サッカーJリーグでJ2昇格を決めたヴァンラーレ八戸が10日、青森県八戸市の熊谷雄一市長を訪問し今シーズンの結果について…
サッカーJリーグでJ2昇格を決めたヴァンラーレ八戸が10日、青森県八戸市の熊谷雄一市長を訪問し今シーズンの結果について報告した。ヴァンラーレの下平賢吾社長は、「多くの方に支えられて、J2昇格をつかみ取れたと本当に感謝しています」とあいさつ。今シーズンが21勝8敗9分、勝ち点72で2位だったとした上で、「ホーム戦が13勝3敗3分と圧倒的にホームでの勝率が高かった」と紹介し、「戦った選手が一番わかっているが、スタジアムの臨場感や、首位になってからのホームゲームの平均観客数が3千人を超え、スタジアムが作り上げる臨場感が選手の背中を押していただけた」と振り返った。
J2では、県外からの来訪者もこれまでの6倍以上が予想されるとし、「街に大きな影響がある。引き続きサポートをお願いしたい」と話した。
熊谷市長は、昇格を決めた最終戦のパブリックビューイングに参加したと話し、「本当に感動した」などと応じたが、J2基準に合わせるため新設か大型改修が必要なスタジアム問題への具体的言及はなかった。
市は市庁舎別館に昇格を祝う懸垂幕を垂らしたほか、職員がネームプレートに昇格を祝うカードを挟むなどして、お祝いムードを演出している。(鵜沼照都)