サッカー湘南ベルマーレのホームタウンの行政や経済団体でつくるクラブのスポーツ評議会が10日、神奈川県平塚市で開かれた。…

 サッカー湘南ベルマーレのホームタウンの行政や経済団体でつくるクラブのスポーツ評議会が10日、神奈川県平塚市で開かれた。9日付で運営会社「湘南ベルマーレ」代表取締役会長に就任した、親会社RIZAP(ライザップ)グループ社(東京都)専務の塩田徹氏が出席した。

 会議終了後、評議員で平塚商工会議所会頭の常盤卓嗣氏が会見。評議員側からは、クラブの経営姿勢について「市民、ファンに支えられている市民クラブという性格を認識するように」などの意見が出たという。

 常盤氏は「我々には、ホームタウンの中でチームを育ててきているという感覚がある。チームは地域のものという考えがライザップにはなかった」と感想を述べた。

 塩田氏は終了後の報道陣の取材に対し、「もっと地域の方たちとの接点を深めていきたい」と語った。(角津栄一)