ドジャース関係者が演奏したディアスの登場曲“粋な対応”に日米ファンから称賛の声が上がっている。9日(日本時間10日)、ド…

ドジャース関係者が演奏したディアスの登場曲

“粋な対応”に日米ファンから称賛の声が上がっている。9日(日本時間10日)、ドジャースがメッツからFAとなっていたエドウィン・ディアス投手と契約合意に至ったと複数の米メディアが報道。ディアスの代名詞でもある“勝利の儀式”が継続されるかを心配する声も多かったが、ドジャース関係者が届けたサプライズにファンが安堵している。

 ドジャースタジアムのオルガン奏者ディーター・ルール氏は、ディアス獲得の報道が飛び交った直後、自身のX(旧ツイッター)を更新。「LAへようこそエドウィン・ディアス!」のコメントとともに、右腕の登場曲「Narco」を、ドジャースのロゴマークが記されたオルガンで演奏した動画を公開した。

 トランペットの音色とともにブルペンからマウンドに向かうディアスの登板シーンは、MLBファンにはお馴染みの光景。ティミー・トランペットの名曲が鳴り響くと、スタンドの熱気は最高潮に達し、マウンドのディアスを鼓舞する。ルール氏の演奏動画は、メッツで親しまれてきたこの“儀式”を引き継ぐという気持ちの表れなのかもしれない。

 ルール氏の演奏を聞いたファンはSNSで続々反応。「待っていた」「すごーい」「今回の契約を歓迎してなのかな?」「あの登場テーマ曲がドジャーススタジアムに鳴り響くんですね」「トランペットが本命だけどオルガンも渋くていいな」「待ち遠しい」「絶対に準備ができている!」などとコメントを寄せていた。

 ディアスは通算253セーブを誇る、メジャー屈指の守護神。今季は62試合に登板し6勝3敗23セーブ、防御率1.63を残した。ドジャースからの正式発表はまだだが、「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、3年6900万ドル(約107億円)の契約が見込まれていると報じており、リリーフ投手としては年平均で史上最高額になるという。(Full-Count編集部)