2025年は米独立Lのヨーク、マリナーズ傘下、巨人でプレー 巨人を戦力外となっていた乙坂智外野手が米独立リーグのアトラン…
2025年は米独立Lのヨーク、マリナーズ傘下、巨人でプレー
巨人を戦力外となっていた乙坂智外野手が米独立リーグのアトランティックリーグ「ヨーク・レボリューション」と契約したことが11日、分かった。近日中に球団から発表される。
乙坂は今年は3月にヨークと自身2度目の契約。5月上旬まで9試合に出場し、37打数15安打の打率.405、1本塁打、8打点、4盗塁と存在感を示し、同9日(10日)にマリナーズとマイナー契約を結んだ。しかし、3Aタコマでは出場機会に恵まれず、9試合で23打数6安打の打率.261、0本塁打、2打点という成績で、6月28日(同29日)に自由契約となった。
帰国後の7月にはテストを経て巨人に入団。だが1軍ではわずか5試合の出場に終わり、1安打の打率.200と振るわず、オフにシーズン2度目となる戦力外通告を受けていた。
来年1月に32歳になる乙坂は2011年にドラフト5位で横浜高から横浜(2012年からDeNA)に入団し10年間プレーした。2017年には単身でメキシコのウインターリーグに参戦するなど、オフは毎年のように中南米や米独立リーグに参戦していた。
2021年オフにDeNAを戦力外となると2022年はメキシコで3球団、ベネズエラを渡り歩いた。2023年はヨークでプレーし、103試合に出場して打率.330(373打数123安打)、2本塁打、21二塁打、42盗塁、出塁率.441、OPS.849をマーク。盗塁と出塁率はリーグ2位で、打率は4位。ゴールドグラブ賞も受賞していた。
2024年はメキシカンリーグ「レオネス・デ・ユカタン」(米名称ユカタン・ライオンズ)で活躍していた。来季でヨークには3度目の所属となり、乙坂は5年連続でメジャー以外の海外球団でプレーすることになる。(Full-Count編集部)