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ロサンゼルス・レイカーズのマーカス・スマートは、12月11日(現地時間10日、日付は以下同)の『エミレーツNBAカップ』準々決勝であるサンアントニオ・スパーズ戦で復帰するようだ。現地メディア『LakersNation.com』が伝えている。
スマートは左腰部の筋損傷と診断され、直近6試合を欠場していた。レイカーズのJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は、当初からスマートのケガが長期離脱につながるものではないと見立てていたが、その見込み通り、10日のチーム練習にはフルで参加できている模様。スマートは自身のコンディションについて、以下のようにコメントしている。
「背中の具合は良いよ。今日の練習でも良い感じだった。いくつか検査を受けたけど、それもクリアしている。現時点では、明日(スパーズ戦)は出場できると思う」
スマートは自身のケガについて「長年の蓄積によるもの」と語った。また、レイカーズ加入前から指のケガなどにより戦線離脱の期間が増えていたことも振り返り、インテンシティーの高いプレーを求められている現状について語っている。
「ここで求められているような、重い負荷をかけたプレーを本格的にやるのは2年ぶりなんだ。だから、(背中の負傷は)感覚を取り戻す過程でよくあることなんだ。スタッフは最善の形でマネジメントしてくれていて、長く休みすぎて逆に硬くなったり、復帰が遅れたりしないようにしながら調整してくれているよ」
さらにスマートは、復帰後の出場時間制限は設けられない見込みであることも明らかにした。一方で「シーズンを通して戦いきることが最終的な目標」と語り、チームと相談の上で身体の管理を行っていくとしている。
スマートは今シーズン14試合に出場し、約27分間の出場で平均9.3得点2.3リバウンド2.9アシスト1.8スティールを記録。ボストン・セルティックス時代には3度のNBAハッスル賞と最優秀守備選手賞(2022年)に輝いているスマートの復帰は、2度目のNBAカップ優勝を目指すレイカーズにとって大きな意味を持つだろう。