ロバーツ監督がディアスについて言及「終盤で起用できる」 ドジャース加入が秒読みとなっている“最強守護神”にデーブ・ロバー…

ロバーツ監督がディアスについて言及「終盤で起用できる」

 ドジャース加入が秒読みとなっている“最強守護神”にデーブ・ロバーツ監督も最大限の賛辞を送った。ロバーツ監督10日(日本時間11日)、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」に出演。通算253セーブを誇るエドウィン・ディアス投手を「球界最高の抑えだ」と称えた。

 指揮官がコメントを残した前日の9日(同10日)、複数の米メディアが、メッツからFAとなっていたディアスがドジャースと契約合意したと報道。リリーフ補強は今オフの課題としてあげられていたが、球界屈指のクローザーであるディアスを獲得することで目処を立てたといえる。

 同局でレポーターを務めるキルステン・ワトソンさんから、ディアス加入がチームに与える影響について聞かれたロバーツ監督は「まだ正式ではないけど、(ディアスは)エキサイティングな名前だ。おそらく球界最高の抑えだ。試合終盤で起用することができる」と称賛。実績のある右腕がブルペンに加わることを歓迎した。

 続けて指揮官は「2025年シーズンは上手くいかなかったけど、救援陣は強みだと思う。何人かは復調すると思うし、現状にも満足している。私たちは常に成長をしようとしている。まだオフシーズンは十分時間が残っているし、現状維持でも2026年(ロースター)に満足している」と、来季のブルペンに期待を寄せた。

 31歳のディアスは、メジャー“最強守護神”の呼び声も高く、通算253セーブを誇る。今季は62試合に登板し6勝3敗23セーブ、防御率1.63をマーク。160キロを超える直球、鋭いスライダーを武器にクローザーとして君臨してきた。

 ドジャースからの正式発表はまだだが、「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、リリーフ投手としては年平均で史上最高額となる3年6900万ドル(約108億円)の契約が見込まれていると報道。ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースの“新守護神”として期待が高まっている。(Full-Count編集部)