全休の来季もダルビッシュには若手へのアドバイザー役が期待されている(C)Getty Images 来季より、新たにパドレ…

全休の来季もダルビッシュには若手へのアドバイザー役が期待されている(C)Getty Images
来季より、新たにパドレスの指揮を執るクレイグ・スタメン監督が、ウィンターミーティングでの記者会見において、来季全休となるダルビッシュ有について語った。今年10月に右肘の靱帯再建手術を受け、来シーズンはリハビリに専念することが伝えられているベテラン右腕に対し、スタメン監督は2027年からの復帰にはやくも高い期待を寄せている。
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米メディア『CLUTCHPOINTS』が、スタメン監督のコメントを掲載。新指揮官はこれまでチームの大黒柱を担ってきたベテラン右腕の今後について、「ダルビッシュに関しては、何ひとつ不可能だと思わない。あの男はこの競技で本当に多くのことを成し遂げてきた……。彼の取り組み方、緻密さ、日々の仕事に対する細やかさを考えれば、この怪我からきっと戻ってくる」などと想いを打ち明けている。
またスタメン監督は、年齢を重ねキャリアを積んだ中でのダルビッシュ自身2度目の右肘手術という状況を踏まえ、リハビリ後に関しても、「あとは彼自身と家族が、今後も投げたいかどうかを決めることになる。でも、やろうと思えば必ずできると私は確信している」などと、チーム復帰への見解を示した。
同メディアもトピック内において、「ダルビッシュは2026年シーズン中に40歳になる。40歳で肘の手術から復帰を目指すのは、2027年に向けて極めて大きなチャレンジになる」と主張。続けて、「それでも、スタメン監督は、ダルビッシュが本気で望むなら成し遂げられると信じている」と綴っている。
また、ダルビッシュは2023年2月にパドレスと6年契約を締結しており、来季以降で残り3年の契約を残していることから、同メディアは、「ベテラン右腕は2028年までパドレスとの契約が残っている。術後の体調次第では、サンディエゴで残り2シーズンを投げ切ることも現実的だ」と見通している。
やはり、現時点でもダルビッシュの復帰を望む声は少なくないようだ。手術後でのリハビリという苦難も乗り越え、2027年シーズン以降、必ずやまた力強いマウンド姿をファンの前で披露してくれるに違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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