12月7日放送の『ABEMAスポーツタイム』に、サッカー日本代表OBの柏木陽介と柿谷曜一朗が出演。ともに代表チームで戦っ…
12月7日放送の『ABEMAスポーツタイム』に、サッカー日本代表OBの柏木陽介と柿谷曜一朗が出演。ともに代表チームで戦ったコメンテーターの槙野智章と北中米W杯について語る中で、柿谷が現役時代の苦い思い出を振り返った。
W杯のグループ組み合わせについて激論を交わした3人。槙野は「全体的に見ても“死のグループ”みたいなものはあまりない印象」としつつも、「ただ、簡単なゲームは一つもない」と釘を刺す。
日本は、オランダとチュニジア、そして欧州プレーオフを勝ち上がった1チームから成るグループFに入ったが、もっとも警戒するべきチームとして槙野と柏木がチュニジア、柿谷がオランダを挙げた。その理由について柿谷は、「勝ち負けよりも、初戦でこのオランダを相手にどれだけ戦えるかで、決勝トーナメント以降の日本代表が見えてくるのでは」と語る。
オランダ代表は現在FIFAランキング7位、W杯は2大会連続12回目の出場、今回の欧州予選を6勝2分の無敗で勝ち上がってきた。日本代表との対戦成績は、1分2敗で日本はいまだ勝利なし。これについて「あまりオランダとの試合について話をしたくない」と切り出した柿谷は、過去の“1分け”に自分が関わっていることを吐露。複雑な表情で「僕が1対1(の状況)で外した。もし決めてたら1勝2敗だった」と苦々しく振り返った。
これに槙野が「ロッベンがすごいシュート決めたときだよね!」と返すと、柿谷は「あんなに“左を警戒しなアカン”って言ってたのに…」と、心から悔しそうに顔をしかめて述懐。その後は、遠藤航と同じくリヴァプールに所属するオランダ主将ファン・ダイクのほか、中盤のフレンキー・デ・ヨングとラインデルスについて「戦術を壊す2人。日本にとってかなり厄介」と警戒を促していた。
(ABEMAスポーツタイム)