本日12月10日(水)に発売された女性グラビア週刊誌『anan』2475号(株式会社マガジンハウス)で、坂井瑠星騎手が…

 本日12月10日(水)に発売された女性グラビア週刊誌『anan』2475号(株式会社マガジンハウス)で、坂井瑠星騎手がバックカバーを飾った。アメリカ・デルマー競馬場で11月2日に行われた「ブリーダーズカップ・クラシック」を、日本調教馬フォーエバーヤングとのコンビで制した偉業を受けての起用で、同誌55年の歴史の中で、騎手はもちろん競馬界の人物がバックカバーを務めるのは初めてとなる。

 坂井騎手は今回の特集内にある「楽しみ方が満載の競馬に注目!anan流競馬観戦のススメ」にも登場しており、スタジオ入りの瞬間から柔らかな物腰でスタッフの空気を和ませたという。シャツ&ジャケットのグラビアでは涼やかな佇まいを見せる一方、インタビューでは「誰よりも競馬が好きだし、誰よりも競馬を見ている自負がある」と語り、馬とのコミュニケーションやレース観戦の魅力を熱心に伝えた。激しい勝負の世界で生きながらも、冷静さと情熱を併せ持つ素顔が誌面で表現されている。

【動画】ブリーダーズカップクラシックを制したフォーエバーヤング&坂井瑠星騎手

ドラマ出演など競馬界を超えて注目の存在


BCクラシック・フォーエバーヤングと坂井瑠星騎手 (C)Breeders’ Cup / Eclipse Sportswire

 撮影から数日後、編集部に届いたのが、本番のブリーダーズカップ・クラシック優勝の知らせだった。日本人騎手、日本調教馬として史上初となる快挙で、師匠・矢作芳人調教師は「サッカーでいえばワールドカップで優勝したようなもの」と表現。その偉業を讃え、編集部は急きょバックカバー出演を依頼し、坂井騎手がこれを快諾した。先日放送されたTBSドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』にもゲスト出演するなど、競馬界を超えて注目が集まる存在となっている。

 坂井騎手は1997年5月31日生まれの28歳。2016年にデビューし、2022年秋華賞でJRA・G1初制覇。国内外で経験を積み、JRAのG1は7勝(2025年12月10日時点)。そして今年11月、世界最高峰の舞台「ブリーダーズカップクラシック」でフォーエバーヤングを勝利に導き、歴史を塗り替えた。