12月9日、水沢競馬場で開催された「オッズパーク杯 ゴールデンジョッキーズシリーズ」は、佐々木志音騎手が見事総合優勝を…

 12月9日、水沢競馬場で開催された「オッズパーク杯 ゴールデンジョッキーズシリーズ」は、佐々木志音騎手が見事総合優勝を飾った。佐々木騎手は第1戦5着から巻き返し、第2戦を勝利。シリーズ通算40点を獲得し、賞金50万円を手にした。

 総合2位には第1戦を勝利した菅原辰徳騎手が32点で入り、続く3位には第1戦7着から第2戦で2着に進出した村上忍騎手が26点でランクインした。

 優勝した佐々木騎手は「2戦目に強い馬(カナオールウェイズ)があたりましたが、1戦目の馬(ツルマルゲッコー)も悪くないんじゃないかと思っていて、総合優勝をちょっと狙っていました。1戦目も勝ちたかったですがまずできるだけ上に入って、2戦目は、自分の中でこういう位置が獲れたら理想だなと思っていた競馬ができましたし、馬も本当に強かったです。賞金は爬虫類を増やすか、冬休みの旅行に当てたいです。去年は最後に怪我をしてしまって乗れなかったので今年こそは1年乗り切れるように頑張ります」と意気込みを語った。

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菅原辰「来年は総合優勝を」

 2位の菅原騎手は「シリーズの順位のことは気にせずとにかく良い結果だけを求めて、冷静に乗れるように気をつけていました。そこで結果を出したかったのでホッとしています」と振り返り、3位の村上騎手も「総合で3位に入っていると思っていなかったのでこの結果はありがたいです。来年は総合優勝を目指して頑張りたいですね」とコメントした。

 例年人気を集めるジョッキー対抗シリーズは、今年も実力と個性がぶつかり合う白熱の展開となった。来年の再戦に期待が高まる。