岐阜第一(岐阜県本巣市)は10日、田所孝二監督が一身上の都合で2026年3月31日付(2025年度末)で勇退し、4月1日…
岐阜第一(岐阜県本巣市)は10日、田所孝二監督が一身上の都合で2026年3月31日付(2025年度末)で勇退し、4月1日から神前俊彦氏が監督に就任することを発表した。
神前氏は1956年4月13日生まれの69歳。春日丘(大阪)出身で1982年には母校の監督として夏の大阪大会を勝ち上がり甲子園に出場した。その後2016年4月から2022年8月まで京都共栄学園高校(京都)の監督を務め、2020年夏の京都府独自大会でブロック優勝。立命館大学の主戦投手として今年の明治神宮大会に出場した遠藤翔海投手(4年)らの高校時代を指導した。
2023年から2024年までは独立リーグの宮崎サンシャインズでコーチ兼チームアドバイザーを務めた。
独立リーグの指導もプロ扱いとなるため、2024年オフに学生野球回復研修会を受講。2025年月に資格回復者として日本学生野球協会のHPで認定された。
10日に行われた就任会見では、「監督のお話しをいただき、まだやれる体力と気持ちはあるのかと自問自答したが、お断りする理由はなかった。人生がいつまで続くかわからないが、野球人生に定年なし」と決意を述べ、勇退する田所監督からも「これまで何度も練習試合をしていただき、集中力が凄い方。頑張っていただきたい。岐阜第一愛と神前愛は変わらないので見守っていきたい」と激励を受けた。
岐阜第一は春4回、夏2回の甲子園出場で、今秋は岐阜大会3回戦で岐阜城北に1対5で敗れている。