武豊騎手がマーゴットラヴミー(牝2、栗東・小林真也厩舎)で、阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)…
武豊騎手がマーゴットラヴミー(牝2、栗東・小林真也厩舎)で、阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)の31年ぶり2勝目を狙う。
前身の阪神3歳牝馬S時代も含め、武豊騎手は阪神JFに22回騎乗。2回目の参戦となった94年にヤマニンパラダイスで初制覇を果たした。しかし、その後は06年のアストンマーチャンの2着が最高。なかなか2勝目に手が届かずにいる。
4年ぶりの参戦となる今年のパートナーは、テン乗りのマーゴットラヴミーだ。2戦2勝のリアルスティール産駒。とりわけ前走の白菊賞は圧巻だった。スピードの違いでハナに立つと、最後は上がり3F最速でまとめて3馬身差の圧勝。今回は中1週のローテーションがカギとなるが、ここでも上位の力を秘めていることは間違いない。それだけに武豊騎手の手綱捌き一つでチャンスがあるはずだ。
武豊騎手が31年ぶりの阪神JF制覇となれば、自身の同一GI最長間隔V。宝塚記念の19年(06年ディープインパクト→25年メイショウタバル)を12年も更新する大記録となる。同時に09年の安田記念のウオッカ以来となる牝馬でのGI勝ちもかかる一戦。衰え知らずの名手のタクトに期待したい。