ドジャースとの契約合意が報じられたエドウィン・ディアス(C)Getty Images 現地時間12月9日、ドジャースがメ…

ドジャースとの契約合意が報じられたエドウィン・ディアス(C)Getty Images

 現地時間12月9日、ドジャースがメッツからFAとなっていたエドウィン・ディアスと契約合意に達したという衝撃の報道が出た。複数の米メディアによると、契約内容は3年総額6900万ドル(約106億9500万円)だという。

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 これを受けて、米紙『New York Post』メッツ番のマイク・プーマ記者が自身のXを更新。「情報筋によると、メッツはエドウィン・ディアスに3年間で6600万ドル(約102億3000万円)のオファーを提示した」と書き込んだ。ドジャースとは300万ドル(約4億6500万円)の金額差が生じているが、同記者は「増額の余地あり」という注釈を付けた。

 プーマ記者は続く投稿で、「メッツがエドウィン・ディアスを引き留めようとする際に不利に働いた他の2つの要因」を指摘。1つ目に「ディアスの弟であるアレクシスは今季、ドジャースに所属しており、そこのスタッフとインフラについて絶賛していた」ことを紹介した。

 アレクシスはレッズ時代の2023年にオールスターに出場し、37セーブを記録した実力者ながら、今季は開幕から不振に。マイナー降格後、5月末にドジャースへトレード移籍した。ドジャースでは9試合に登板して1勝0敗、防御率5.00。9月には40人の登録枠を外れ、ブレーブスに入団した。短期間の在籍だったが、ドジャースの環境面には好感を得て、それが兄の耳にも入ったようだ。

 そして2つ目には「メッツがジェレミー・ヘフナー投手コーチを解任したことに、エドウィン・ディアスはあまり良い気がしていなかった」と首脳陣への大ナタを挙げた。今季のメッツはポストシーズン進出を逃して終戦。投手コーチとして6年間指導に当たったヘフナー氏も更迭され、それがディアスにとって不満の種となったとみられる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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