【UEFAチャンピオンズリーグ】モナコ1-0ガラタサライ(日本時間12月10日/スタッド・ルイ・ドゥ)【映像】場内騒然!…
【UEFAチャンピオンズリーグ】モナコ1-0ガラタサライ(日本時間12月10日/スタッド・ルイ・ドゥ)
南野拓実が決定的な仕事をしてみせた。ゴール前でPKを獲得したシーンは、VARが入ったものの、どう見ても明らかなほど、日本代表MFが相手に“蹴られていた”のだ。
モナコは日本時間12月10日、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第6戦でホームとガラタサライと対戦。後半の立ち上がりに日本代表MFが決定機をもたらした。
高い位置でボールを奪い返したモナコは、右サイドのバンデルソンが持つと、中央の南野へと高精度のクロスが送り込まれた。相手2人の間にドンピシャで届いたボールを、南野は左足でダイレクトでフィニッシュ。ただ、先制ゴールかと思われたが、トルコ代表GKウグルカン・チャクルにこれをセーブされてしまう。それでも、チャンスは続いた。
GKが弾いたボールが目の前に転がると、背番号18はすぐさま拾ってもう一度シュートを打ちにいこうと試みる。すると次の瞬間、DFダビンソン・サンチェスに倒されてしまったのだ。主審はこの時、ファウルなしの判定でプレーを続けたものの、VARが入り、試合はストップ。リプレイ映像が映し出されると、サンチェスは南野の右足を太もも付近から蹴り込んでしまっていることは明らかだった。主審はオン・フィールド・レビューでこのシーンを確認すると、それほど判断に迷うことなく、PKを宣告した。
南野は表情を変えずにこのジャッジを見つめたが、スタジアムは熱狂。先制点のチャンスに大盛り上がりとなった。さらにはファンもSNSでリアクションを寄せ「蹴られてるだろ!」「PKじゃないなんて言ってるやつは誰だよ」「どこ見てんだよ」「南野PK獲得!」「流石すぎ」と、明らかなファウルによってPKを獲得した南野を擁護するようなコメントが投稿されていた。
この場面はデニス・ザカリアがPKのキッカーを担当するも、GKに防がれて先制ならず。それでも、チームは後半にゴールを挙げ1―0で勝利。南野も74分までピッチに立ち、何度もゴールチャンスをつくりプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)