新庄監督の育成手腕にも引き続き、注目が高まりそうだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 出場機会に恵ま…
新庄監督の育成手腕にも引き続き、注目が高まりそうだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目指して行われる現役ドラフトが今年も12月9日に非公開で開催された。
第4回となった今回は「外野手が多かった」「投手が少なかった」などの特徴もありながら、注目されたのは過去にも現役ドラフトで獲得した選手を覚醒させた実績を持つ日本ハムの選択だった。
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日本ハムは巨人の右腕リリーバーの菊地大稀を獲得。
2021年育成6位入団。新潟県佐渡島出身の初のプロ野球選手ということでも知られる右腕は22年4月に支配下登録されると、150キロ超えの球威のあるストレートとフォークを武器に23年には救援として50登板の実績も持つ。
その後、再び育成の時期を経て今季は再び支配下に復帰。7登板で防御率1.80と結果を残していた。
そして移籍する日本ハムといえば、新庄剛志監督の“目利き”、各選手に合わせた細かいケアも知られている。移籍後にキャリアハイを更新する選手も多く出ていることで今回の補強にもXなどSNS上でもファンの間からは「やりやがったな！」「日ハム行ったら、さらに化けそう」「投げてる球エゲツない」と、すでに勝ちパターンに加わることを期待する声も続々と上がっている。
日本ハムの現役ドラフト組では第2回にソフトバンクから指名した水谷瞬がブレイク。昨年も同じくソフトバンクから強打の若手捕手の吉田賢吾を指名。移籍1年目で47試合の出場、打率.217、4本塁打、9打点と出場機会を増やした。
新庄監督といえば、獲得した選手には必ずチャンスを与える指揮官としても知られる。チームは2年連続の2位、来季は打倒ソフトバンクを掲げ、悲願のパ・リーグ制覇に向かう中で獲得した剛腕がどんな役割を担うのか。新天地でのパフォーマンスが一層注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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