サッカーJ1ファジアーノ岡山は9日、木山隆之監督(53)と契約を更新することで合意したと発表した。5年目の来季も引き続…
サッカーJ1ファジアーノ岡山は9日、木山隆之監督(53)と契約を更新することで合意したと発表した。5年目の来季も引き続き指揮を執る。
木山監督は兵庫県出身。筑波大を卒業後、ガンバ大阪でプロデビュー。2008年の水戸ホーリーホックを皮切りにジェフユナイテッド千葉、モンテディオ山形、ベガルタ仙台などのJクラブで監督を務めた。監督6クラブ目の岡山では3年目の昨季、プレーオフを勝ち上がって初のJ1昇格を果たした。今季は12勝9分け17敗の13位でJ1初年度を終え、残留を決めていた。
木山監督はクラブを通じ、「ホーム試合のホームエリアが全試合完売となるなど、素晴らしい景色を見させていただきました。今季よりさらなる高みを目指して一緒に戦いましょう!」とコメントした。
来年のJ1は秋春制への移行を控え、2月からJ2への降格がない特別大会を実施。リーグ戦は8月に開幕する。
また、MF佐藤龍之介(19)がJリーグのベストヤングプレーヤー賞と優秀選手賞を受賞した。佐藤は今季、FC東京から期限付き移籍で加入し、28試合に出場。ベストヤングプレーヤー賞の対象となる21歳以下の選手で最多の6得点を挙げ、岡山からは初受賞となった。優秀選手賞にはMF部門11人の1人として選出。11日に発表されるベストイレブンと最優秀選手賞の候補となった。
佐藤はクラブを通じ「試合を重ねる中で自信を深め、選手として大きく成長を実感できた1年でした。現状に満足せず、野心を胸に努力します」とコメントした。(大野宏)