福岡・天神に今年4月開業したワン・フクオカ・ビルディングに入居する企業の社員たちが、会社の壁を越え、卓球を通じた交流を…

 福岡・天神に今年4月開業したワン・フクオカ・ビルディングに入居する企業の社員たちが、会社の壁を越え、卓球を通じた交流を始めた。ビルを所有する西日本鉄道が企画した。

 2日の終業後に開かれた「第1回ワンビル企業交流卓球大会」には、西鉄やクラフティア(旧九電工)、みずほ銀行など14社の社員が参加した。6階のホールに卓球台を並べ、24チームの96人が真剣勝負を繰り広げた。

 会社が違えば、同じビルで働いていても知り合う機会は少ない。この日は飲食も楽しみながら、応援の同僚たちも含めて他社の社員と盛り上がる姿が見られた。

 大会は卓球経験者でつくった「西鉄スマッシュピンポンズ」が優勝。西鉄の担当者は「天神地区にあるワンビル以外のビルで働く人たちも参加できる大会に育て、交流を広げていきたい」と話した。(江口悟)