元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が8日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイ…
元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が8日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。14日(日)に阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。
田井氏は抽選対象のギャラボーグ(牝2、栗東・杉山晴紀厩舎)を1番手にピックアップ。「大腿筋膜張筋や大腿二頭筋の輪郭がくっきりと浮かび上がるのは、全兄ダノンスコーピオンの若駒時代とまったく同じ」とGI馬を引き合いに出したうえで、「父ロードカナロアと、カナダで殿堂入りを果たした母レキシールーから、豊かな筋肉量と類まれな運動神経を受け継いでいる」と絶賛した。
「筋肉の早熟性、前走時500kgの恵まれた馬格は、2歳牝馬というカテゴリーでは突出している」とし、「現段階のエンジン性能の高さではライバルと一線を画している」「胸、前腕は恐ろしいほどに筋肉が張り出し、浮世離れの立体感がある」「キック力に直結する大腿二頭筋の大きさは他馬と比べものにはならない」と終始褒めちぎった。中間はキャリア3戦目で初めてCWコースでの追い切りを取り入れ、見た目にもすばらしい動きを披露。抽選突破で出走がかなえば、「その脚力で2歳女王のタイトルをつかみ取るはず」と期待をかけた。