阪神の井上 広大外野手(履正社)が、9日に開催された現役ドラフトでロッテに移籍することが決まった。 井上は19年夏の甲子…

阪神の井上 広大外野手(履正社)が、9日に開催された現役ドラフトでロッテに移籍することが決まった。

 井上は19年夏の甲子園優勝に貢献し、高校通算49発のスラッガーとしてドラフト2位で入団。ルーキーイヤーでは二軍で69試合に出場し、チーム最多の9本塁打を記録するなど、持ち前のパワーで存在感を発揮した。しかし、その後は目立った結果を残すことが出来ず、今季は阪神の外野手層の厚さもあって一軍出場は1試合にとどまっていた。

 新天地のロッテには高校時代の二学年先輩で、17年のドラフト1位・安田 尚憲内野手(履正社)が在籍する。今季リーグ最下位に沈み、打率、本塁打、打点が揃ってリーグ5位と得点力不足が課題の中、自慢のパワーを示すことが出来るのか注目だ。