【SVリーグ】アランマーレ山形 1ー3 NECレッドロケッツ川崎(12月6日・女子第9節)【映像】縦に“ストン”と落ちる…
【SVリーグ】アランマーレ山形 1ー3 NECレッドロケッツ川崎(12月6日・女子第9節)
女子バレーで縦に鋭く“ストン”と落ちる強烈なサーブが繰り出され、相手コートの選手たちが“お見合い”状態に。今季からコートに立つ23歳のルーキーが完璧なエースでアリーナを沸かせる一コマがあった。
12月6日の大同生命SVリーグ女子の第9節、NECレッドロケッツ川崎は敵地でアランマーレ山形と対戦。試合序盤の重要な場面で、ルーキーが魅せた。
NEC川崎が第1セット23―16とリードすると、髙橋美鈴がリリーフサーバーとしてコートに入った。何度かボールを打ちつけたのち、勢いよくボールを上げてジャンプサーブ。サウスポーの髙橋が放ったボールは、なんとそのまま相手コートに突き刺さった。
リプレイ映像で見ると、レフトから打ち込まれたボールは、縦に鋭くストンと落ちるまるで魔球のような軌道を描いており、相手は手を出すことができずにお見合い状態に。このノータッチエースが決まると、仲間たちは髙橋を労い、歓喜の表情を見せた。これでセットポイントをつかんだNEC川崎は、続く髙橋の2本目のサーブからポイントをつかみ、第1セットをモノにした。
このシーンはSVリーグの公式Xでも投稿されるなど注目を集めた。23歳のアウトサイドヒッター・髙橋は、今季からNEC川崎に加入したルーキー。現在首位を走るチームで多くの出番を得ることはできていないものの、この日も途中出場で結果を残した。
この試合で見せたように、左利きの軌道を生かして繰り出される強烈なジャンプサーブなど、破壊力のあるアタックが武器であり、コート外では自身も「明るさと声の大きさは負けない」と話しているように、ムードメーカーとしてもチームを盛り上げている。
なお、チームはこの日、A山形を相手に3―1で勝利。翌日のGAME2もストレート勝ちを収め、NEC川崎は開幕から王座奪還に向けて首位の座をキープしている。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)