右の大砲候補として期待された井上はロッテへの移籍が決まった(C)産経新聞社 第4回現役ドラフトが12月9日に非公開で開催…

右の大砲候補として期待された井上はロッテへの移籍が決まった(C)産経新聞社

 第4回現役ドラフトが12月9日に非公開で開催され、移籍選手がNPBから発表となった。

 阪神のロマン砲・井上広大はロッテに移籍となった。履正社で夏の甲子園を制し、2020年ドラフト2位入団。右の大砲候補として本格覚醒が期待されながら、プロ6年間で3本塁打と苦しい時間が続いた。

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 球団を通じて、以下のコメントを残した。

「阪神に入団し6年、球団関係者の方々には感謝しかありません。阪神の選手として思うように結果は残せませんでしたが、沢山のファンの方からの温かいご声援、そして初ホームランを打った時のあの声援は今でも忘れられません。来シーズンからは千葉ロッテマリーンズの選手としてプレーすることになります。心機一転、ラストチャンスだと思って、結果にこだわって頑張ります。阪神に入団して出会った関係者の皆様そして阪神ファンの皆様、本当にありがとうございました。また交流戦でお会いできること楽しみにしています」とファンに感謝の気持ちを伝えた。

 12球団の移籍選手は以下の通り。

 【阪神】浜田太貴(外野手・ヤクルト)

 【DeNA】浜将乃介(外野手・中日)

 【巨人】松浦慶斗(投手・日本ハム)

 【中日】知野直人(内野手・DeNA)

 【広島】辰見鴻之介(内野手・楽天)

 【ヤクルト】大道温貴(投手・広島)

 【ソフトバンク】中村稔弥(投手・ロッテ)

 【日本ハム】菊地大稀(投手・巨人)

 【オリックス】平沼翔太(外野手・西武)

 【楽天】佐藤直樹(外野手・ソフトバンク)

 【西武】茶野篤政(外野手・オリックス)

 【ロッテ】井上広大(外野手・阪神)

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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