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 12月5日から7日にかけ、全国各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」B1リーグ戦第12節が開催。個人スタッツランキング上位選手がそれぞれ活躍を見せた。

 得点ランキングは、富山グラウジーズのトレイ・ケルが1位に躍り出た。ケルは第12節ではコンディション不良で欠場。しかし前節の大阪エヴェッサとのGAME1で33得点、GAME2で25得点をマークし、1試合平均23.9得点まで伸ばしている。惜しくも2位となった大阪エヴェッサのマット・ボンズが1試合平均23.7得点で続き、3位の仙台89ERSのジャレット・カルバーは1試合平均23.6得点で好調をキープしている。

 日本人トップスコアラーは北海道の富永啓生だ。代表活動明けの第12節の2試合では合計47得点を挙げ、チームの9連勝に貢献。1試合平均18.4得点で全体でも9位につけている。

 アシストランキングは滋賀レイクスのポイントガードの游艾喆。FIBAワールドカップ2027アジア地区予選1次予選Window1で日本の前に立ちはだかったチャイニーズ・タイペイ代表の司令塔でもある。游は第12節2試合で合計14アシストを記録し、平均7.6アシストでトップに立った。また、宇都宮ブレックスのD.J・ニュービルが1試合平均7.2アシストで続いている。

 

 リバウンド部門では、京都ハンナリーズのチャールズ・ジャクソンが今節は欠場したものの、前節で琉球ゴールデンキングスと対戦し、GAME1では8リバウンド、GAME2では9リバウンドを達成し、1試合平均12.2リバウンドで首位に。

 

 スティールでは、名古屋ダイヤモンドドルフィンズのアーロン・ヘンリーが第12節で7スティールを記録し、平均2.5で1位に。ブロック部門でも平均1.2で3位につけ、名古屋Dディフェンスの中心として存在感を示している。

 

 3ポイント成功率ランキングは佐賀バルーナーズの金丸晃輔が、第12節2試合で5本の3ポイントを62.5パーセントで決め、52.5パーセントで首位に。佐賀のアルバルク東京戦初勝利に貢献した。

 

 第12節終了時点でのB1個人スタッツリーダーズの一覧は以下の通り。

■第12節終了時点のB1スタッツリーダーズ一覧

【得点】

1位 23.9 トレイ・ケル(富山)

2位 23.7 マット・ボンズ(大阪)

3位 23.6 ジャレット・カルバー(仙台)

【アシスト】

1位 7.6 游艾喆(滋賀)

2位 7.2 D.J・ニュービル(宇都宮)

3位 6.4 角田太輝(佐賀)

【リバウンド】

1位 12.2 チャールズ・ジャクソン(京都)

2位 12.0 ジョン・ムーニー(千葉J)

3位 9.6 コフィ・コーバーン(広島)

【スティール】

1位 2.5 アーロン・ヘンリー(名古屋D)

2位 2.1 ジャレル・ブラントリー(長崎)

3位 1.8 游艾喆(滋賀)

【ブロック】

1位 1.6 エージェー・エドゥ(群馬)

2位 1.2 ジョーダン・ヒース(京都)

2位 1.2 アーロン・ヘンリー(名古屋D)

【3ポイント成功率】

1位 52.5% 金丸晃輔(佐賀)

2位 49.3% イヒョンジュン(長崎)

2位 46.9% 篠山竜青(川崎)

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