スタッド・ランスに所属するサッカー日本代表MF中村敬斗が、ゴラッソと呼ぶにふさわしい衝撃的な弾丸ドライブシュートを決め…
スタッド・ランスに所属するサッカー日本代表MF中村敬斗が、ゴラッソと呼ぶにふさわしい衝撃的な弾丸ドライブシュートを決めた。
現地12月8日に行われたリーグドゥの第16節で、スタッド・ランスはホームでラヴァルと対戦した。中村は4−4―2の左MFとしてスタメン出場。そして1点リードで迎えた前半30分だった。
後方からのビルドアップ。スタッド・ランスは、縦パスが入ったところから相手陣内中央で細かくパスをつなぐ。そして左サイドから中に絞っていた中村が、ティエモコ・ディアラからのパスをゴールほぼ中央のライン間で受ける。
この時点では得点の予感はしなかったが、ここから中村が横にドリブルしながら前を向いてフリーになると、ゴールから30m近い距離から右足一閃。放たれたシュートは凄まじい勢いでゴールに向かい、身長196cmのGKママドゥ・サマッサの頭上を越して曲がり落ちながら逆サイドネットへ突き刺さった。
中村は、これがリーグ戦2戦連発での今季7ゴール目。まさにゴラッソと呼ぶにふさわしいゴールを決めた中村は、会心のガッツポーズを繰り出しながら“膝スラ”パフォーマンスも完璧に決めて喜びを表現した。
■「軌道がエグい。キーパー動けてないやん」
この中村の目の覚めるような圧巻ゴラッソ、衝撃的な弾丸ドライブシュートに対して、SNS上には「すご!」「えぐいな!」「バケモンやんけ敬斗すげーー」「軌道がエグい。キーパー動けてないやん」「リーグドゥでは環境破壊だな」「ゲームみたい」「AIですよね?」など脱帽のコメントがあふれた。
チームは4−0で勝利し、3位に浮上した。オフの移籍騒動、ストーカー被害などに見舞われた中村だったが、ピッチ上では圧巻のパフォーマンスを継続し、問題解決とともにプレーぶりにさらに磨きがかかっている。来夏にワールドカップも控える中、ファンからは「冬に移籍して欲しい」とのリクエストも多く寄せられているが、はたして、どうなるか。いずれにしても中村は、近い将来のビッグクラブ移籍を周囲に納得させる活躍を見せていることは間違いない。