ヤンキースは日本人選手との契約は2014年の田中将大以来なし 西武からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す…
ヤンキースは日本人選手との契約は2014年の田中将大以来なし
西武からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す今井達也投手について、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」はヤンキースが獲得に動く可能性を分析した。
同メディアは以前、ヤンキースが今井の獲得を目指していると報じた。「彼らは2014年のマサヒロ・タナカ以来、日本人選手と契約していない。今オフシーズン、その状況を変えたいと考えている」と説明する。キャッシュマンGMは「近年の市場で我々も非常に積極的に動いてきたが、獲得には至らなかった。これらの選手たちはドジャースでプレーするという決断を下し、成功している」と語っており、大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手が含まれている。
「ただしイマイは異なるかもしれない。彼は日本の同胞たちを追って、連覇を果たした(ドジャースのような)球団に行くのではなく、自分自身の道を切り開きたいという意志を表明している」と分析。代理人を務めるボラス氏は「地理的なこだわりはない」と述べており、ヤンキースが日本市場の“空白期間”を終わらせる上で比較的望みがある状況だと見ているのだ。
威力ある速球とスライダーが持ち味の右腕について、「2006年にヤンキースがケイ・イガワを誤って獲得した頃と比べると、日本人投手を獲得するリスクは小さくなっている。データや映像が大幅に改善されているからだ。イマイは、MLBで最高クラスの先発投手に成長したヤマモトと同じレベルとは見なされていないが、それでも米国で成功を収めるはずだ」とも。ヤンキースの“最悪の契約”のひとつともされる井川慶氏の“二の舞い”とはならないだろうと見られている。(Full-Count編集部)