サッカーJ1アルビレックス新潟は7日、来季の監督にチームOBの船越優蔵氏(48)が就任すると発表した。アルビは今季4勝…

 サッカーJ1アルビレックス新潟は7日、来季の監督にチームOBの船越優蔵氏(48)が就任すると発表した。アルビは今季4勝22敗12分で最下位に沈み、来季はJ2に降格する。

 船越氏は国見高校(長崎)出身。選手時代はフォワード(FW)としてガンバ大阪や大分トリニータなどに所属し、アルビでは2002年から06年までプレーした。指導者としては18歳以下(U―18)日本代表監督(23年)やU―20日本代表監督(25年)などを歴任。11年から12年にはアルビのジュニアユース(現U―15)のコーチも務めている。

 船越氏はチームのホームページで「選手として、指導者としても歩ませてもらった大切なクラブを率いる機会をいただき、光栄であると同時に大きな責任を感じ、身の引き締まる思いです」とコメント。目標としてチームの「進化」を掲げた。

 アルビは6月、成績不振を理由に樹森大介監督(当時)との契約解除を発表。後任にコーチの入江徹氏が就任した。チームはその後も低迷し、10月にJ2降格が決定。11月には入江氏の今季限りでの退任を発表していた。(井上潜)