V・ファーレン長崎のJ1昇格パレードが6日、長崎、諫早、佐世保各市であり、沿道や報告会場に詰めかけたファンが8年ぶりの…
V・ファーレン長崎のJ1昇格パレードが6日、長崎、諫早、佐世保各市であり、沿道や報告会場に詰めかけたファンが8年ぶりのJ1をつかんだ選手やスタッフを祝福した。
長崎市では、オープントップのバスやトラックなどに分乗した選手・スタッフ約50人が、出島メッセ裏手の浦上川沿い約650メートルをゆっくりとパレード。沿道で約5千人が見守った。
続いてピーススタジアムで記念セレモニーがあり、今季リーグ後半戦から指揮を執り、昇格に導いた高木琢也監督の続投が発表された。
悪性腫瘍(しゅよう)が見つかり闘病中の名倉巧選手との契約更新も発表された。ファンの前に立った名倉選手は「昨季プレーオフで敗れ、来季こそは、という強い気持ちがあったなかで、思いもよらぬかたちで離脱してしまい、つらかったし、どん底にいた。みなさんの声援やみんなのプレーする姿をみて力が湧いてきて、必ず戻ってこなければと強く覚悟を持つことができた。感謝しています」と今季を振り返った。
名倉選手は「来季は長崎旋風をまきおこし、自分もそこに早く合流できるように頑張りたい」と誓った。(寿柳聡)