【岡山】全国高校駅伝競走大会(日本陸上競技連盟など主催)が21日、京都市内で開かれる。倉敷が2年連続で男女そろって県代…
【岡山】全国高校駅伝競走大会(日本陸上競技連盟など主催)が21日、京都市内で開かれる。倉敷が2年連続で男女そろって県代表として出場する。男子(7区、42.195キロ)は3年ぶりの優勝を目指す。女子(5区、21.0975キロ)も初入賞を狙う。
11月の県予選、男子は全員がトップを譲らず6人が区間賞。2位と9分近い差をつけての独走で48年連続48回目の優勝を決めた。
昨年の都大路は10位で、メンバーは5人残った。首藤海翔主将(3年)は「悔しさをバネにチームが一つになり、粘り強さも速さも体力も強化してきた。全員が力を出し切れば優勝争いができる」。
中元健二監督は「今年はけが人が少なく、層が厚い。前半に流れに乗り、後半も上位を走れればいい戦いになる」と予測する。
女子も県予選では4人が区間賞で、2位に7分以上の差をつけての連覇だった。
初めて走った都大路では16位。メンバーは4人残り、南條愛歩主将(3年)は「力を出し切っても16位だったが、こうした経験があってこそ成長した今がある。積み重ねてきたことを信じて仲間にタスキをつなぎたい」。
今チームから指揮を執る井口市郎監督は「地道に練習を続けて力をつけてきたことがチームの強み。力を出し切れば昨年以上の結果は出せる」と期待を込める。(小沢邦男)