カミネロは今季リーグ3位の45HR…ペルドモはWAR7.0と躍進 ライバルにまた大物が加わった。3月に行われる2026年…

カミネロは今季リーグ3位の45HR…ペルドモはWAR7.0と躍進

 ライバルにまた大物が加わった。3月に行われる2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のドミニカ共和国代表に、今季45本塁打を放った22歳のジュニオール・カミネロ内野手(レイズ)と、シルバースラッガー賞に輝いたヘラルド・ペルドモ内野手(ダイヤモンドバックス)が参加すると複数の現地メディアが報じている。

 中南米ポッドキャスト番組「Abriendo El Podcast」は8日(日本時間9日)、「独占:ヘラルド・ぺルドモはアルバート・プホルス監督とネルソン・クルーズGMからWBCドミニカ共和国代表(の一員として)参加要請を受け、承諾した」と速報。さらに、WBC公式X(旧ツイッター)も「“ラ・マキシマ”(ザ・ベスト)ことジュニオール・カミネロ、2026年WBCドミニカ共和国代表入りが正式決定」として伝えた。

 26歳のペルドモは巧打と選球眼が持ち味だったが、今季は躍進を遂げた。161試合に出場して打率.290、出塁率.389、20本塁打100打点、OPS.851、29盗塁をマーク。遊撃守備も出色で、アメリカの代表的な記録サイト「ベースボール・リファレンス」の勝利貢献度はWAR7.0を誇り、MVP投票では4位に入った。

 7月に22歳を迎えたばかりのカミネロも今季大ブレイク。154試合でリーグ3位の45本塁打を放ち、110打点&OPS.846と球界有数の長距離砲として台頭した。

 ドミニカ共和国代表は第3回WBCで全勝優勝したものの、その後はスター軍団とされながらなかなか結果を残せていなかった。すでにフアン・ソト外野手(メッツ)の参戦も決まっており、13年ぶりの頂点を目指す。順当に勝ち上がれば、準々決勝で侍ジャパンと対戦する可能性も高い。(Full-Count編集部)