テオの「Fielding Run Value」は「-9」 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が8日(日本時間9日)、米フロ…

テオの「Fielding Run Value」は「-9」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が8日(日本時間9日)、米フロリダ州オーランドで開催中のウインターミーティング会場で会見を行った。このオフはテオスカー・ヘルナンデス外野手のトレード説が米メディアなどで浮上する中、指揮官は“否定”した。

 ドジャースは今季、ブルージェイズを下してワールドシリーズ連覇を果たした。来季は1998~2000年ヤンキース以来となる3連覇を目指す。誰もが認める黄金期を築いている一方で、このオフは外野手と救援投手の補強を狙っている。

 そんななかで浮上したのが、テオの移籍説だった。以前から守備に関しては低評価だったが、今年はポストシーズンなどで緩慢なプレーがたびたび見られた。実際に「ベースボール・サバント」の守備による得点価値は「-9」に沈み、球界下位6%にとどまった。それでも指揮官は「現時点では彼は我々のライトフィルダーだよ」と強調した。

 ロバーツ監督はテオについて「私のお気に入りの選手」と話し、「レフトへのコンバートの可能性もありますが、私の目にはデンバーでの試合以降、彼のライト守備は控え目に言っても平均に見えました。打撃のポテンシャルを考えれば十分です」と称えた。(Full-Count編集部)