東京ヴェルディの城福浩監督(64)が自身の去就について「ノーコメント」とした中、江尻篤彦強化部長(58)は8日、クラブハ…
東京ヴェルディの城福浩監督(64)が自身の去就について「ノーコメント」とした中、江尻篤彦強化部長(58)は8日、クラブハウスで行った今季の総括会見の中で「基本的にはやっていただけると思っている」と来季も続投の方針であることを明かした。
来季の監督について単刀直入に問われると、江尻強化部長は「契約ごとなので、やっぱりある程度スッキリして引き受けてもらえるのがいいと思いますので、しっかり僕らはリスペクトして、城福さんと話し合ってスッキリした中で。来季も1年半という変則的な難しいシーズンなので、そういうところで引き受けていただければなと思っています」。
今季は主力の移籍などが続き、結果的に17位で終わった反省を踏まえ、チーム編成や強化方針について改善や調整が求められる。そういう中で、城福監督に続投オファーを提示した上で話し合いを進めているようだ。
若手育成クラブという哲学を持ちながら、しっかり補強にJ1で活躍している中堅どころの選手をターゲットにしていきたい考えを示した。今後の中長期的な構想が城福監督の見解とかみ合えば、城福体制5シーズン目の来季が始まることになりそうだ。