◇国内男子◇日本シリーズJTカップ 最終日(7日)◇東京よみうりCC(東京)◇7002yd(パー70)◇晴れ(観衆38…

小木曽喬が最終戦王者に。日本では初めてのツアー優勝だった

◇国内男子◇日本シリーズJTカップ 最終日(7日)◇東京よみうりCC(東京)◇7002yd(パー70)◇晴れ(観衆3823人)

28歳の小木曽喬がシーズン最終戦で今季初優勝、昨年の「ハナ銀行インビテーショナル」以来となるツアー通算2勝目を飾った。3人が並ぶ首位から「65」をマークし通算13アンダー。最終18番(パー5)をボギーとしても後続に2打差つけた。

住友ゴム工業(ダンロップ)と用具使用契約を結び、キャディバッグに収まるほとんどのクラブが現行の最新モデル。シーズン中に変更する本数はごくわずかで、「ことしは1日だけパターを替えました。三井住友VISA太平洋マスターズの初日です。でも、まったく入らなくてすぐに戻しました」と笑う。

普段からあえて、「こだわらないこと」を大事にするタイプ。「こだわり過ぎるとキリがないので、ある程度アバウトにいきたいんです。メーカーさんが作ってくれるものを変えずに使いたい。ソールを削る、顔(の形)を変えるとか…そうすると、同じものが生まれなくなると思う」。ウッド類は「左を向いている顔が好きではない」と見た目にシビアでも、プロトタイプの制作を要求するのではなく、ロフト角が大きなクラブをネック部分の調節機能、いわゆるカチャカチャで対応している。

ウェッジは60度だけがシャフトが違う

60台を並べた4日間、最も活躍したクラブにウェッジを挙げた。「グリーンの傾斜が強いコース。きょうもアプローチに助けられました」。サンドセーブ率は100%、パーキープ率は全体2位の88.89%(64/72)を記録した。

<最終日のクラブセッティング>

ヘッドが小ぶりに見える1W

ドライバー:ダンロップ スリクソン ZXi TR(10.5度)
シャフト:グラファイトデザイン Tour AD PT(重さ70g台、硬さX)
グリップ:ゴルフプライド

フェアウェイウッドは3番と5番

フェアウェイウッド:スリクソン ZXi(3番15度、5番18度)
シャフト:Tour AD PT(3番70g台、硬さX)、(5番90g台、硬さX)

4UTにはスチールシャフトを装着

ユーティリティ:スリクソン ZXi ハイブリッドユーティリティ(4番22度)
シャフト:日本シャフト NSプロモーダス3 プロトタイプ

マッスルバックモデルのアイアンを愛用

アイアン:スリクソン Z-FORGED II(5番~PW)
シャフト:NSプロモーダス3 プロトタイプ

ウェッジ:クリーブランド RTX DEEP FORGED 2(50度、54度、60度)
シャフト:NSプロモーダス3 プロトタイプ(50、54度)、トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー(60度)

マレット型のインサートタイプ

パター:オデッセイO・WORKS ブラック 330M

「喬」のオンネーム

ボール:スリクソン Z-STAR XV