【埼玉】サッカーJ2のRB大宮アルディージャは7日、J1昇格をかけてジェフユナイテッド市原・千葉とのプレーオフ準決勝に…

 【埼玉】サッカーJ2のRB大宮アルディージャは7日、J1昇格をかけてジェフユナイテッド市原・千葉とのプレーオフ準決勝にのぞみ、4―3で惜敗した。試合はフクダ電子アリーナ(千葉市)であり、NACK5スタジアム大宮(さいたま市)に設けられたパブリックビューイングには約1500人のサポーターが集結。試合後、会場では「ありがとう。来年もよろしく!」と健闘をたたえる声が上がった。

 大宮にとっては、9年ぶりのJ1復帰がかかった天王山のたたかい。20分にMF泉柊椰選手が先取点、32分にはDF関口凱心選手、48分にはMFアルトゥール・シルバ選手が追加点を決め、大宮が3点リードする展開だった。しかし、71分から立て続けに3点を返されて同点とされ、さらに逆転を許した。

 約3年前に大宮に引っ越してきて以来のサポーターという会社員の男性(45)は家族3人でスタジアムに駆けつけた。「とても悔しいが、3点先制でも守りに入ってはダメだと思っていた。最後まで攻めの姿勢でよく戦ってくれた」と話した。(稲垣直人)