日米通算14年目の来季へ「先発で挑戦させてもらえる。長いイニングを」 DeNAの藤浪晋太郎投手が8日、横浜市内の球団事務…

日米通算14年目の来季へ「先発で挑戦させてもらえる。長いイニングを」

 DeNAの藤浪晋太郎投手が8日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、来季年俸8000万円でサインした。今季は7月からの加入で年俸5000万円だった。藤浪は「ご想像にお任せします」と話すにとどめた。(金額は推定)

 今季3シーズンぶりに日本球界に復帰して、7月にDeNAに入団。6試合に登板して1勝0敗、防御率4.09、計22イニングを投げ9四球2死球だった。10月1日に出場選手登録を外れ、クライマックスシリーズでの登板機会はなかった。「シーズン途中からの加入だったので少しバタバタしたのはあったんですけど、最後の方は貢献できなかったので、そのへんはちょっと自分としては悔しいシーズンになりました」と振り返り、球団からは「(球団からは)しっかり先発で回ってチームの優勝に貢献してほしいというお話をいただきました」とした。

 来季から相川亮二新監督がチームを率いる。「今季途中から加入してコーチとしてお話させていただく中で、データに精通されていますし、戦略面において長けている方なので話していて楽しいですし、いろいろ来年もお話しながら自分は貢献して相川監督を胴上げできればなと思います」と誓った。

 オフは球団施設などで自主トレを積むという。日米通算14年目となる来季へ、「先発で挑戦させてもらえるということで長いイニングを、イニング数を重ねていければいいなと思います。200(投球回)と言いたいところなんですけど、現実、現代野球で200はなかなか厳しいと思うので、180くらいを目標にして、それくらい投げられればほかの数字もついてくるんじゃないかと思います」と目標を掲げた。(Full-Count編集部)