台湾ウインターリーグでは計15回で防御率1.20 確かな手応えを掴んだ。ソフトバンクの安徳駿投手は、7日まで台湾で行われ…

台湾ウインターリーグでは計15回で防御率1.20

 確かな手応えを掴んだ。ソフトバンクの安徳駿投手は、7日まで台湾で行われていた「2025アジア・ウインターリーグ・ベースボール」のNPB選抜の一員として参加。計5試合、15イニングを投げて防御率1.20と好投した。「鷹ファンの希望」「別人になった」と成長をのぞかせている。

 11月17日のJABA選抜戦では先発し、4回1/3を投げて2失点4奪三振。続く24日のKBO選抜戦では6イニングを投げ、4安打無失点4奪三振の好投を見せた。その後3登板は先発機会はなかったものの、計4回2/3で2安打無失点。7日の決勝・JABA選抜戦も1回無失点1奪三振だった。

 久留米商高、富士大を経て2024年ドラフト3位指名で入団した23歳。プロ1年目は入団早々に肘の故障などが発覚し、リハビリ組からスタートした。なかなか球速が戻らず、3~4軍でも苦戦。2軍戦では5登板、2先発で防御率4.40、WHIP1.67にとどまった。それでも、異国での武者修行ではリーグ3位の防御率1.20と覚醒の兆しを見せた。

 1年目のオフに見せた快投に「涙が出るほど球速・強度復活著しい」「来季絶対活躍して欲しい」「安徳がめっちゃ良くて嬉しい」「めっちゃ良くない?」「美しすぎる球筋」「想像以上に変化球良い」「カットやばいわ あまりにも上質すぎる」などと称賛の声が寄せられている。2年目を迎える来季の飛躍に期待したい。(Full-Count編集部)